塾長の考え(ショート 610)

塾に来ていない時間帯が勝負。

 

自立型個別指導をする北斗塾としては、

塾では正しい勉強法の指導や、

学習の進捗状況のチェックなどに、

かなり神経を使っている。

 

それらをしなければどうなるか?

 

「自宅では全然勉強しないのですよ」

 

と親御さんの嘆きの言葉を面談中に聞く、

そういうことになる。

 

自立型の指導とは、

自宅での学習をすることを習慣化する、

このことにも腐心している指導だ。

 

「自宅で勉強するわけがない!」

 

そのように決めつけて最初からあきらめる。

生徒の自発性をほぼ信じようとしない。

 

そのように割り切った場合は、

 

「塾に毎日自習しに来い!」

 

と強制するか、もしくは、

 

「毎日塾に来てもこのお値段ですよ!」

 

といって塾に毎日来れることをアピールするか。

 

これらのいずれかになるはず。

 

どちらのやり方も悪いわけではないが、

大していいやり方でもない。

 

本当に成績が良くて、

なおかつ真の学力を有する生徒とは、

自宅の自室での勉強ができる生徒だ。

 

そういう生徒に育ててこそ価値ある指導。

 

 

その挑戦をあきらめるわけにはいかない。

 

自宅学習を生徒に期待することは、

程度の差こそあれ、

塾側は感情面での勇気を要する。

 

期待を裏切って勉強をほとんどしない。

 

こうなれば予定は狂い、

それは「指導のミス」となる。

 

信じる勇気は、忍耐、自制心、

生徒の潜在能力にかける信念、

個性の違いに対する敬意などで、

成り立っている。

 

 

(続く)