塾長の考え(国公立医学部医学科受験)1

医学部医学科受験。

 

「医学部受験なら任せろ!」

みたいなことを言う塾がある。

本当に任せていいのだろうか?

いろんな学力の生徒がいるが、

通り一辺倒の授業をするだけでは、

ほとんどの生徒は合格できない。

もう少し詳しく言うと、

塾講師や予備校講師が集団を前にして、

過去の医学部医学科の問題を解く。

その解答作成の過程を解説する。

どこが問題解法のポイントであり、

どういう方向性で解いていくのか、

そしてどこまで詳しく解答を作成するか、

それを授業する。

「以上、これが医学部対策です」

「何か文句ある!?」

「ないよね、じゃバイバイ!」

…こういうことが、

本当に医学部医学科の受験対策なのか?

私は違うと思う。

これは単に過去問を解説しながら解く、

それを映画鑑賞のように見せているだけ。

それで生徒はできるようにはならない。

もちろんそれでわかる生徒は出てくる。

受講生の4~6割程度だろうか。

本当にできるようになるのは、

さらにその半分くらいだろう。

つまり、

2~3割くらいの生徒がその授業を、

「できる!」レベルまで昇華する。

「できる!」まで到達しないと、

そもそも勝負にならない。

受験のスタート地点に立てない。

「『できる』のがゴールじゃないの?」

そうではない。

勝負はいつか?

来年の1月もしくは2月である。

今できるようになった問題が、

来年の春くらいに解いても大丈夫。

そのように実力を維持しないといけない。

人間は本来忘れる動物である。

いつまでも暗記したものを忘れない、

そんな芸当は無理。

何度もメンテナンス(維持)のための、

努力が定期的に必要である。

それが…勉強なのだ。

その「勉強」をするという努力を、

ずっとあらゆる問題に対してできるのか?

1年間できるのか?(高3)

2年間できるのか?(高2)

3年間できるのか?(高1)

4年間できるのか?(中3)

5年間できるのか?(中2)

6年間できるのか?(中1)

簡単に言えば以上のとおりだ。

もしも小学6年生までの学力が、

ある程度高くて、

「そこから6年間継続した勉強ができれば」

かなり有望である。

これを非常に高いレベルで、

わが子4人にさせたのが佐藤ママだ。

 

ところで医学部医学科(国公立)は、

合格するのに要求される学力レベルは、

英語、数学、理科でレベル6の問題。

レベル6の問題が9割得点できないと無理。

大学によってはレベル7の問題も、

一部混じっているのでそれは5割弱。

5割弱はとれないと無理。

 

塾講師(塾長)に質問を持って行っても、

「映像授業を見ろ!」

命令される合は要注意。

その講師(塾長)は何もわかっていない。

攻略法も当然だがよくわかっていない。

主張することは「勉強法」だとか、

「学習時間の多さ」だとか、

「(うちは)映像授業がいいですよ」とか、

「医学部生が勉強を教えます」だとか、

そんな話が必然的に多くなる。

 

(続く)